
日本では、“他人に迷惑をかけてはいけない”と教わりますが、インドでは、“あなたは他人に迷惑をかけているのだから、他人のことも許してあげなさい”と教えられています。
そんなインドのほっとする教えがわたしは好きです。
もちろん利己的に迷惑をかけるのは良くないけど、誰かに迷惑をかけずに生きられるわけがないし、わたしたちはたくさんの周りのサポートがあってこそ生きていられます。
だから、自分も迷惑をかけていると思って、周りを助けてあげることができればいいなと思います。
日本は、他人に迷惑をかけるかどうかということに敏感になりすぎているのかもしれない。
“迷惑になるのでは”と、周りに助けを求めることができず何でも自分一人で解決しようと頑張りすぎてしまったり…
だけど、人は迷惑をかける生き物だから、素直に助けを求めることも必要です。
“ヨガ”は、サンスクリット語で“繋ぐ”を意味しています。
一人で何でもできる人を目指すより、不完全でいいから助け合える人を目指す方が“繋がり”を生み出し、あたたかい関係性を築けるはず。
もっともっとあたたかい社会になっていくはず。
それが本当の意味の“繋がり”だと思います。
どんな時でも、みんなで助け合えますように。