
“禅とヨガ”
五百羅漢の寺、桂岩寺にてヨガイベントを開催させていただきました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
時間に追われる現代人にとって、立ち止まって自分を見つめる静かな時間を大切にしたいものです。
静かなひとときがこころを落ち着かせて癒してくれます。
わたしたちの坐禅を行う姿を“凛とした美しさがある、素晴らしいですね”と毎回ご住職様に褒めていただけます。
日頃ヨガを行っているからこそ、知らず知らずの間に、快適に安定して座ること、ゆったりとした呼吸をすること、平静で澄んだこころの状態をつくることができるようになり、坐禅を行う準備が整っているのではないかと思います。
はじめは、坐法を難しく感じる方もいらっしゃるかと思います。
わたしたちが行うヨガのポーズは、健康なからだをつくるだけではなく、瞑想をするために心地良く座れるようにからだを整えるという目的があります。
足を組み、骨盤を安定させて、背中をまっすぐに座るには、正しい姿勢を保てる筋肉、関節の柔軟性、内臓に老廃物やガスが溜まっていないことなどが必要です。
日々ヨガを続けていくことで、からだは少しずつ整っていきます。
筋肉が鍛えられ、関節の可動域が広がり、気づいたら快適に安定して座れるようになっているのです。
日常生活でも、こころが落ち着かない時は、自分のための静かな時間へ旅立つ準備のために、ただ座ってみてください。