
マットの上での時間は、人生そのものに置き換えられると思っています。
簡単なポーズもあれば、苦手なポーズもある。
好きなポーズもあれば、嫌いなポーズもある。
良い練習の時もあれば、そうでない時もある。
それぞれのポーズの中で、呼吸を探して、呼吸を見つけて、呼吸を感じる。
ひとつひとつのポーズの中で、呼吸と意識的に繋がること、その練習を丁寧に繰り返すことによって、マットから離れた世界でどんな状況の中でも、自分自身と繋がることができるようになってくるはず。
人生にはいろいろな状況があり、それは避けられません。
好き、嫌い。
得意、不得意。
安心、不安。
嬉しい、悲しい。
楽しい、苦しい。
無理に変えようとしても変えることはできないし、自分の思い通りにコントロールしようとしても、うまくいかずに自分を苦しめることになると思います。
良いも悪いも両方ある。
それでいい。
両方必要で両方大切。
どんな状況の中でも、呼吸と繋がっていること、自分自身と繋がっていること。
わたしは今日もマットの上で練習してます。
難しいポーズの中で、自分の呼吸に意識を向ける練習、自分のからだとこころと繋がっている練習です。